過去作品①

志向倫理

新たなものづくりのための倫理とは?

東京工業大学・環境社会理工学院・修士2年 船岡 佳生

作品解説

ものづくりをはてのない階段づくりに例えて、天空を目指すイメージを書いてみました。そういった各階段を登る後押しに、私が研究している志向倫理が支えになれば良いなと思い、さりげなく「ETHICS」と書いています。

研究解説

ものづくりに関する、不正を予防する技術者倫理の重要性が認められ、企業や学校で教育されるようになって2〜30年が経過した。階段を一段一段積むように、事例の収集や分析、報告や議論といった研究がなされている。倫理とはルールのような堅苦しい印象があるが、本来の姿は人の良心やモラルの背景にある価値基準や暗黙知を理論化したものである。モノづくりとは、不正や失敗を起こさないことだけではなく、人や地球の幸せを願い、そのために必要な工夫をすることである。そんな憧憬を基にした「志向的な倫理」とはどのようなものか?という研究の階段を積み上げている。

コメント

良い機械って何でしょうか?アシモ?ガンダム?ドラえもん?それはなぜでしょうか?今、新しく、人々や社会にとって良いものを作ろうと頑張っている人がたくさんいます。そんな人が増えたらいい社会になると思いませんか?ではどうしたら私たちは頑張ってものづくりができるのでしょうか?そんな問いに答えています。

もっと詳しく知るには?

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